生産設備紹介3
前回に引き続き、弊社の生産設備(加工機)を簡単ではありますが紹介したいと思います。
↑の写真はロールシート連続圧空真空成形機になります。
ロール状のシートを機械内部のヒーターで熱して、セットしてある金型に真空吸引して成形して
冷却し真空成形トレーを製作する機械になります。成形されたトレーは、油圧抜型機で外周部をさらに抜き加工する仕様と成形機内に抜型をセットして自動抜きで完成する仕様があります。
初回は、金型代・抜型代が必要になります。製品代と別途になりますのでお問合せ頂く際にロット(生産量)もお聞かせいただければスムーズにやりとりができるかと思います。
お客様の仕様用途に合わせた材料もお選びできます。
材質は主にPS・PP・PETを取り扱っており、グレードは一般品・帯電品・導電品等があります。
各種材質・グレードに応じて、対応可能厚み・メリット・デメリット等も変わってきます。詳しくは、お問合せ下さい。
↑の写真はサンプルカッターNo.1になります。
新規設計の形状確認・強度確認・寸法確認等の試作に使用していますが、少量の製品製作にも使用しています。(抜型を製作することなく、2D図面があれば加工が可能です。)
主にダンボール製品をメインとしてカット加工しています。
※ただし、複雑な形状・小数点以下の細かい寸法・穴・R部等でサンプルカッター加工で精度の出ない部分もありますのでご相談下さい。
↑の写真はサンプルカッターNo.2になります。
No.1と同様に新規設計の試作に使用したり、少量の製品製作にも使用しています。(抜型を製作することなく、2D図面があれば加工が可能です。)
主に強化ダンボール、プラダン、発泡シート、緩衝材をメインとして加工しています。
※ただし、複雑な形状・小数点以下の細かい寸法・穴・R部等でサンプルカッター加工で精度の出ない部分もありますのでご相談下さい。
↑の写真はCAD SYSTEMになります。
ダンボール・プラダン・緩衝材等の製品は2D-CADを利用して、作図しています。
作成した図面は試作前に2D図面より3D立体図におこして寸法確認等を行えます。不具合等があればその場で修正して確認します。(あくまで計算値での数値確認になるので、複雑な形状によっては、計算値からズレる事があるのでその場合はサンプルカッターにてカットし確認しています。)
真空成形トレーは3D-CADを利用して、作図しています。
作成した図面を2D・3Dで加工上の不具合等がないか、確認した後にお客様に図面を提出して、形状等の確認して頂いております。確認後に金型、抜型発注 ⇒ 到着後に試作 ⇒ 試作確認後に量産の流れで進めていきます。
↑の写真は圧縮試験機になります。
JISに規定されている試験方法、及びお客様指定の条件で試験を実施致します。
圧縮できる最大サイズは幅100㎝・奥行100㎝・高さ95㎝までになります。(最小高さは10㎝まで)計測結果は専用のソフトを用いてグラフ化できます。データはExcelにまとめてお客様にプリント紙もしくはデータにて提出可能です。
↑の写真は電子水分計になります。
圧縮試験の条件等でダンボールの水分含有率が必要の場合に計測することのできる機械になります。
↑の写真は落下試験機になります。
JIS規格に規定されている試験方法、及びお客様指定の条件で試験を実施致します。
落下できる高さは30cm~150cmまでになります。(30cm未満の落下高さにつきましても対応可能ではありますので、お問合せ下さい)
↑の写真はショックドクターになります。
G値を計測できる機械を取り付けることによってG値の計測も可能です。お客様の要望により使用して計測致します。
↑の写真は熱循環式低温乾燥機になります。
材質不明の材料を検査することも可能です。表ライナー、中芯、裏ライナーに剥離します。 剥離後、熱循環式定温乾燥機の中に入れ、熱風でシートを乾燥させ、電子天秤にて重さを計測し、ダンボールの材質計算を行い検査します。
以上で3回に分けて紹介させて頂きました加工機を使用し、弊社では様々な製品の製作を行っています。
弊社HPで紹介している製品も一部ではありますので、ご興味頂けましたら現行品の梱包設計見直し・新製品の梱包設計・こんな製品が作りたい等のお問合せもお待ちしております。
営業エリアは、新潟県内及び近隣県になりますが、その他エリアについてもお問合せお待ちしております。
(県内だけでなく県外からのお客様のお問合せも頂いております。)