製品紹介27-緩衝材の積層トレーとプラダンを使った製品-
最初に紹介するのは緩衝材を使用した積層トレー(簡易トレー)です。
製品の形状変更がなく毎月決まった数量出るような場合は、初回の金型費用が大きくかかってしまいますが真空成型トレーがおススメです。
弊社でもロールシート連続圧空真空成形機があり、日々 真空成型トレーの量産を行っています。
真空成型トレーはお客様の製品に沿って設計・量産を行っているので新規商品の紹介ができませんが、過去の事例が幾つかありますのでこちらを参考にして頂けたらと思います。 ⇒ 製品紹介 真空成型トレー
(新規案件の依頼も多数ご依頼いただいています。既存で使っているトレーの見直しや材質変更、新製品のトレー作成等お気軽にご依頼ください。)
緩衝材の積層トレーは真空成型トレー程の量産がない場合や短納期におススメです。
真空成型のように多重な段差やテーパー等は作れませんが、お客様の製品を保護できるようにある程度の段差や押さえや逃げをつけて設計・提案ができます。
内容物の製品に合わせて緩衝材の種類選定も可能ですので参考にして頂けたらと思います。⇒ 製品紹介 緩衝材
接着の方法は専用のドライヤーによる熱貼加工、両面テープによる貼り合わせ、メルトにて貼り付けがあります。内容物の製品やトレーの形状によって使い分けています。
詳しくはこちらを参考にして頂けたらと思います。 ⇒ 加工内容
↑製品の形状に合わせて段差や製品の押さえ・逃げ等を作れます。
↑基板のような高さの低い製品には低倍率発泡PPシートを使用した積層トレーもおススメです。
次は中仕切が一体型のプラダン箱になります。
フレーム・コーナーの取付がない箱形状ですが、中仕切枠と一体型で作っているのでプラダンの目方向による反発の少ない箱になっています。
中仕切枠はお客様の要望によって製品を互い違いに入れて無駄なスペースをなくしたいとあり、通常とは変わった仕切形状になっています。
↑中仕切は形状を作るのに熱罫線加工・熱溶着加工・超音波止めを組み合わせています。
↑3D-CADで計算値ベースの加算値で折り曲げの確認をしてから作成しています。
営業エリアは、新潟県内及び近隣県になりますが、その他エリアについてもお問合せお待ちしております。
(県内だけでなく県外からのお客様のお問合せも多数頂いております。)
続きましては折り畳み可能なL字仕切枠のスペーサーの紹介です。
お客様で既存のプラダン箱やコンテナに製品を入れる際に専用としての箱でないため隙間がある場合に輸送の振動等の対策としておススメです。
↑製品重量に合わせて材質や厚み・グレード、取り出し穴等をつけた形状を作成できます。
↑形状によっては熱溶着加工・弊社 抜け防止加工を入れる事も可能です。
↑今回は不使用時にコンパクトになるように折り畳み機能も考えた設計となっています。
他にもオリジナルのプラダン箱として通常の重ねと向きを変えて重ねらるような仕様やオリジナルの折り畳みプラダン箱の改良等も検討しています。
↑同一の積み+向きを変えた段積みの検討。
↑オリジナルの特殊部材を使用しない折り畳みプラダン箱。
また、弊社HPの紹介に無いような製品や製作物でも製作可能な場合もございますのでお気軽にお問合せ下さい。