製品紹介29-無架橋低発泡PPシートを使用した向きでテーパーの異なるカバー-
最初に紹介するの向きでテーパーの異なる形状のカバーの紹介です。
前・後・側面で勾配の角度が違った形状の製品で3Dデータを駆使して設計しています。
通常罫線では材質の特性上、折り曲げを保持できないので熱罫線加工を使用して形状を作っています。
加工機についてはこちら ⇒ 生産設備紹介1(一軸熱罫線機ページ有)
↑接着部は超音波止め加工をして止めています。上部はお客様が取付・取外しが容易なようにパンロックで止めています。
↑無架橋低発泡PPシートはプラダンとは違って、目方向がないのでどの面も折り曲げの反発が強いので加工機の性能を踏まえてお客様の要望の形状を検討していきます。
↑同じような形状のサイズ・勾配違いによる製品も製作可能です。
↑内側は熱罫線加工で溶けた材料が罫線部左右に寄せられて盛りあがるのですが、今回のような複雑な形状の場合は追加工で切り落とすことで折り曲げの反発を軽減しています。
次は、A式プラダン箱と抜け防止仕切枠(トレー枠形状)になります。
小ロットの製品になるので弊社に普段、在庫しているシートのサイズでは一体物はできないため分割して形状を作りました。一体物での形状をご希望の場合は、サイズとロットの条件によっては製作可能です。
↑お客様の要望でA式形状のオーバーフラップで鉄リベット止めで製作しました。
材料は持続性帯電防止グレードを使用しています。色も何種類かありますのでご希望の際はお聞かせください。
↑A式形状のプラダン箱に抜け防止仕様のトレー枠のセットになります。
↑色がナチュラル(乳白色)でわかりにくいですが、仕切枠は底面付のトレー枠形状です。底面にはお客様の要望の浮かせの緩衝材が入っています。
↑抜け防止仕様は通所枠でもトレー枠でも間口や高さ等にもよりますが、使用可能です。仕切枠のどのヶ所を持っても抜けないので安心です。段重ねする仕様におススメです。
抜け防止仕様についてはこちら ⇒ プラダン(抜け防止仕切枠ページ有)
営業エリアは、新潟県内及び近隣県になりますが、その他エリアについてもお問合せお待ちしております。
(県内だけでなく県外からのお客様のお問合せも多数頂いております。)
続きましては製品収納用のプラダン箱の紹介です。
ラック等に入れるプラダン箱でお客様の製品を出し入れが容易な形状で前側が大きく空いている形状となっています。箱の強度が欲しい場合にはフレーム・コーナー・取手の取付も可能です。
今回はお客様のご要望で上部のみフレーム・コーナーを取付ています。
↑接着は超音波止めしてあります。
↑背面も超音波止めをしています。止めはPPリベット、鉄リベット、ステッチ、超音波止め様々な加工が可能です。
止めについては ⇒ 加工内容(プラダン加工内容ページ有)
今回紹介させて頂きました製品や弊社HPの紹介に無いような製品や製作物でも製作可能な場合もございますのでお気軽にお問合せ下さい。